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子供の英語教育 その2 [教育]

最近では、小学校でも英語の授業があります。
びっくりしました。
外国人の講師の方が、順番にいくつかの小学校を回る(らしい)ので、
回数は年に数回ですが。
子供に英会話を教えるのって、あんまり賛成じゃないのですが、
外国人と接する機会をもつのはいいことだと思います。

私は田舎育ちで、外国人なんて大きくなるまでほとんど見たことはありませんでした。
「わあ~、がいじんさんだ~。」なんて世界です。
初めてお話したのは、英会話教室でした。
怖かったです。。
いえ、優しい方だったのですが、大柄で、金髪碧眼で、結局のところ、見慣れてない。。
そんな話しを学生時代お友達にしたら、
あら、私のところは幼稚園から、白黒黄色とりまぜて遊んでたわよ~、と。
都心の大使館なんかがたくさんあるあたりにお住まいの方でした。
外国人に対して、構えてない、というか、慣れてました。うらやましい・・。

これはもう、なんといっても慣れるが勝ち。
いろんな人がいて、皆同じなんだ、ってわかってしまうまで、私はけっこうひきずりました。。
ずっと後になって、2週間だけ語学留学をしましたが、そのとき、周りがほとんど外国人で、
日本人と同じように、いい人も悪い(いえ、悪くはないですけど)人もいる、っていうのがわかって、
ようやく変な構えがなくなりました。

もっとも今はここら辺の田舎でも、外人さん、珍しくないですけど。
世の中、変わりましたね。
世界が近くなって、英語、ますます必要、っていうのが最近の流れなんでしょう。
でも、ご挨拶だけできても、その後が続かなければあんまり意味はありませんよね?

怖いな、って思うのは、外国語圏に居住した場合、日本語が不確かになってしまうこと。
子供が小さければ小さいほど、影響は大きいでしょう。
高校生で一年留学した人が帰ってきて言ってたのは、
国語の授業が難しくなった、ということ。
よくできる人でしたけど。
私だって完全に大人になってからでも、3年外でくらしたら、日本語変になったような気がしましたもの。
日本語に飢える、というよりも、もっと深いところ。
いままで、血液のように、体中を、空気のように身の回りを回っていた日本語がなくなってしまう、というのは、
おかしなものです。
よどむ、というか、滞る、というか、さらにいうと干からびるような感じ。
ちょっと恐怖。
この恐怖の正体が今一よくわからないのですが、言語と人間の存在のかかわりの深さ、のようなものかな、と思います。

なんだかとりとめがなくて、ごめんなさい。
思うところをつらつらと書きました。m(__)m


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コメント 3

しょちょう

はじめまして
関連記事になっていたので見にきました。まさにおっしゃるとおりだと思います。
by しょちょう (2005-10-31 11:27) 

ぶーけ

しゃちょうさん、はじめまして。共感してくださって、ありがとうございます。
by ぶーけ (2005-11-01 11:07) 

ぶーけ

ごめんなさい、しゃちょうさん、じゃなくてしょちょうさん、でしたね。
失礼しました。m(__)m
by ぶーけ (2005-11-02 10:46) 

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