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「バラ 世界のローズガーデンを訪ねて」 [薔薇の本]

バラ―世界のローズガーデンを訪ねて

バラ―世界のローズガーデンを訪ねて

  • 作者: 鈴木 せつ子
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本


世界のローズガーデンを訪ねて、なんて、何ともうらやましいことでございます。
ちょっと変わった本で、ロザリアンが主役なの。

有名なのはナポレオンの皇后ジョゼフィーヌ、バラ画家ルドゥテ、イングリッシュローズの作出者デビッド・オースティン。
そのほかに、グラブロー、オギス、トーマス、フィネスチ、という人にまつわるお話です。
この4人についてはほとんど知らなかったのでとっても新鮮。

クラブローはライ・レ・ローズというパリ近郊のバラ園を作った人。これはバラのデパートなんですって。

オギス(荻須)は日本人。プラントハンターというのだそうです。(野生の原種を探す人?)
彼は中国の奥地で、消えてしまったロサ・キネンシスの原種を発見したのだそうです。

トーマスはグラハム・トーマス。有名な黄色のイングリッシュローズは彼にちなんでつけられました。
すごい方だったのね。
関係ないですが、我が家のトーマスくんはこの夏、とうとうお亡くなりに。。合掌。

フィスネチはイタリアのバラ園を作った人。本当に初めて聞きました。
私って無知。

バラを愛し、バラを育て、バラを守った人たちの生き方は素敵です。
そして、バラ園をたずね、たくさんのローザリアンとお話をして、こんな素敵な本を出された著者さん、いいなあ。。(^^)

本にマリー・アントワネット、というバラのお写真がでてました。
薄い黄色の可愛らしい感じのバラでした。
詳細が気になります。


アンジェラ


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コメント 6

にゃんこ

わたしもぜんぜん知らない名前ばかりです。
世界のローズガーデンかぁ・・・うっとりします^^
by にゃんこ (2006-09-17 01:28) 

ぶーけ

よかった、知らないのわたしだけでなくて。(^^) 薔薇の世界って奥が深いですね。
by ぶーけ (2006-09-18 12:56) 

私も途中までですが、この本を借りて読みました。
荻巣さんはグラハム・トーマスに頼まれて中国へ行ったとのこと。
でもその部分を読まずに返してしまいました。
あと私もグラブローとフィネスチは知りませんでした。
ちょっと安心しました。
by (2006-09-18 23:30) 

ぶーけ

そうですよね、知りませんよね~。(笑)この本は私も図書館。一ヶ月借りてました。(^^)
by ぶーけ (2006-09-20 13:44) 

MARI

チャイナ系統が好きな私としては、ロサ・キネンシスの
原種発見者が日本人というのが、なんだか嬉しいです。
薔薇と関わった人達って、きっと知らないだけで、
大勢いらっしゃるのでしょうね。魅力的な花ですし。
薔薇に限らず、愛おしくて守りたいという存在があると、
人は優しくなれるのではないかしらって思いました。
by MARI (2006-09-21 00:15) 

ぶーけ

そうですね、きっと名も無き功労者がいっぱいいるんでしょうね。。大勢の無名の人によって、愛され守られてきたんですよね。余計にいとおしく感じます。
by ぶーけ (2006-09-23 07:53) 

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