君の名は [映画]
映画」君の名は」、観てきました。
☆☆☆☆
http://www.kiminona.com/index.html
いまテレビで大宣伝中ですね。
よくある男女入れ替わりのラブストーリーみたいで、全然興味なかったのですが、
ある日、朝の番組で監督が出てて、作品紹介をしてました。
なんでもポスト宮崎駿といわれる名監督だそうで、一気に関心アップ。
紹介されていた作品も映像がとてもきれいでした。
実際観て、・・よかったです。^^
田舎の神社の巫女でもある女子校生、三葉（みつは）と東京の高校生、瀧（たき）、
夢の中で体が入れ替わるのですが、
それは夢ではなく、現実であることに気づき、
スマホを通じてそれぞれの情報を共有していくうちに、
お互いが大切な存在に。。
ところが、1000年ぶりの彗星の来訪の日以来、二人の入れ替わりはなくなってしまう。
たきは記憶を寄せ集めて描いたみつはの住む古い町の絵を持って、
みつはに会うために高山（みつはの家のある方）へ向かう。
ここまではよくあるお話し。
観ていく間に時間軸が少しずれている感じがして、妙な気分だったのですが、
（以下ネタバレあり。
気になる方は読まないでくださいね。）
なんと2人の時間には3年ものずれがあったのです！！
これは驚きました。
タキは町の名前がわからないので、絵を手掛かりに探すのですが、
見つからず。。
でもあるお店で、これは糸守じゃないか、と。
ところが、話を聞くと、その町は3年前彗星の衝突で消滅していたのでした。
信じられない思いでその町に行くと、確かに巨大隕石のぶつかった廃墟。
でも、みつはの（入れ替わったタキの）通っていた学校は残っていました。
死亡者名簿にはみつはの名前も。
みつはの家は1000年の歴史を持つ古い神社の神主の家系。
みつはも巫女として、神事に参加していました。
舞を奉納し、口噛み酒（お米を噛んで吐き出したものを発酵させる伝統のお酒）を作ります。
神社のご神体はさらに山奥の不思議な円形のくぼ地の真ん中の巨大な岩影に。
川（池？）に囲まれたその岩は川を境にあの世とこの世。。
200年前の火災で古い文書がすべて燃えてしまったので、
由来も伝承もよくわからなくなってしまいましたが、神事は継承されています。
組みひも作りも伝承されています。
組みひもが結ぶのは時間、結んだり、さかのぼったり。。
赤い紐が印象的です。
祖母と妹と共に山奥の岩にお酒を奉納しに行ったのは、みつはではなく、タキでした。
タキは記憶を頼りに古い岩を目指し何とか到着。
確かについ先日お供えしたばかりのお酒の瓶が苔むして古びていました。
お酒を口にしたタキは昏睡し、再びみつはに。。
3年前の彗星衝突以前の町に戻ったタキは
彗星衝突の被害をなんとか最小限に食い止めるために、奮闘します。
たそがれ時、ようやく二人は出会いますが、
日が暮れるのと同時に姿は消え、やがて記憶もすべて消えていきます。
お互いの名前すら。
そして数年。。
現代＠東京。
2人は会えるのか？
あらすじおわり。
音楽が今風のバンドで、私はうるさいと思いましたが、
評判はいいみたい。
若い人向きなのかしら。
久石譲みたいなのだったら、もっと良かったと思うんだけど。
テレビで大宣伝していて、期待外れにならなかった稀有な映画です。
（宣伝部分に特に魅力を感じなかったせい？
映画本編のほうが、一ひねりも二ひねりもあって、深いです。）
お勧めします。
☆☆☆☆
http://www.kiminona.com/index.html
いまテレビで大宣伝中ですね。
よくある男女入れ替わりのラブストーリーみたいで、全然興味なかったのですが、
ある日、朝の番組で監督が出てて、作品紹介をしてました。
なんでもポスト宮崎駿といわれる名監督だそうで、一気に関心アップ。
紹介されていた作品も映像がとてもきれいでした。
実際観て、・・よかったです。^^
田舎の神社の巫女でもある女子校生、三葉（みつは）と東京の高校生、瀧（たき）、
夢の中で体が入れ替わるのですが、
それは夢ではなく、現実であることに気づき、
スマホを通じてそれぞれの情報を共有していくうちに、
お互いが大切な存在に。。
ところが、1000年ぶりの彗星の来訪の日以来、二人の入れ替わりはなくなってしまう。
たきは記憶を寄せ集めて描いたみつはの住む古い町の絵を持って、
みつはに会うために高山（みつはの家のある方）へ向かう。
ここまではよくあるお話し。
観ていく間に時間軸が少しずれている感じがして、妙な気分だったのですが、
（以下ネタバレあり。
気になる方は読まないでくださいね。）
なんと2人の時間には3年ものずれがあったのです！！
これは驚きました。
タキは町の名前がわからないので、絵を手掛かりに探すのですが、
見つからず。。
でもあるお店で、これは糸守じゃないか、と。
ところが、話を聞くと、その町は3年前彗星の衝突で消滅していたのでした。
信じられない思いでその町に行くと、確かに巨大隕石のぶつかった廃墟。
でも、みつはの（入れ替わったタキの）通っていた学校は残っていました。
死亡者名簿にはみつはの名前も。
みつはの家は1000年の歴史を持つ古い神社の神主の家系。
みつはも巫女として、神事に参加していました。
舞を奉納し、口噛み酒（お米を噛んで吐き出したものを発酵させる伝統のお酒）を作ります。
神社のご神体はさらに山奥の不思議な円形のくぼ地の真ん中の巨大な岩影に。
川（池？）に囲まれたその岩は川を境にあの世とこの世。。
200年前の火災で古い文書がすべて燃えてしまったので、
由来も伝承もよくわからなくなってしまいましたが、神事は継承されています。
組みひも作りも伝承されています。
組みひもが結ぶのは時間、結んだり、さかのぼったり。。
赤い紐が印象的です。
祖母と妹と共に山奥の岩にお酒を奉納しに行ったのは、みつはではなく、タキでした。
タキは記憶を頼りに古い岩を目指し何とか到着。
確かについ先日お供えしたばかりのお酒の瓶が苔むして古びていました。
お酒を口にしたタキは昏睡し、再びみつはに。。
3年前の彗星衝突以前の町に戻ったタキは
彗星衝突の被害をなんとか最小限に食い止めるために、奮闘します。
たそがれ時、ようやく二人は出会いますが、
日が暮れるのと同時に姿は消え、やがて記憶もすべて消えていきます。
お互いの名前すら。
そして数年。。
現代＠東京。
2人は会えるのか？
あらすじおわり。
音楽が今風のバンドで、私はうるさいと思いましたが、
評判はいいみたい。
若い人向きなのかしら。
久石譲みたいなのだったら、もっと良かったと思うんだけど。
テレビで大宣伝していて、期待外れにならなかった稀有な映画です。
（宣伝部分に特に魅力を感じなかったせい？
映画本編のほうが、一ひねりも二ひねりもあって、深いです。）
お勧めします。
「君の名は」と言えば昭和20年代の、その時間銭湯が空になったという、超人気のラジオドラマ。となるようなタイトルなので、こういう形で現われるとは思いませんでしたが、発想がとにもかくにもダイナミックですねえ。こういう発想というのは、ヴァリエーションとしてさまざまに考えられ、出てきそうで、想像力ある限り人間は、新たに創りつづけるものでしょうね。むかし、今年の3月に亡くなられた夏樹静子さんの推理小説で、手術により首をとりかえるというのが出てくるものを読んだことがあるんですが、そんなことも思い出しました。今度台湾の閣僚になった人物は、男性から女性に性転換した人であるということ。地上、至近のフィクションや事実ながら、なにか圧倒されますね。想像や、事実に。
by extraway (2016-09-02 17:45)
extrawayさん、
君の名は、私もそちらをまず思いました。（映画観ました。）
時代はかわりましたね。
性転換は当たり前に近くなってきたし、首もそのうち本当に変えられるかも？（怖）
今回の作品の新しさは入れ替わり、時間軸のずれ、だけでなく、隕石の衝突とそれにまつわる伝説と伝承の神秘が要だと思います。
新しい音楽で今っぽいけど、底には宇宙と民族の伝統がある。。
まるで神話の続きのような。
私が一番気になっているのは大火で焼けてしまった伝承です。
そっちでスピンオフしてほしいです。
by ぶーけ (2016-09-08 10:51)