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ラ・ラ・ランド と ヘレンド展 [映画]

「ラ・ラ・ランド」、観てきました。
http://gaga.ne.jp/lalaland/
☆☆☆

ミュージカル映画で、評判もよく、期待が大きすぎました。
予告編作る人、本当に上手! ^^;

冒頭の群舞が、「ロシュフォールの恋人たち」を思わせる感じで、
すごくよさそうだったのですが、
これも、映画館で観たら、色合いが好きではなくて、
いきなり、「ああ、アメリカ・・」とテンションダウン。


あらすじ   ・・・・・

女優を目指すヒロインとジャズの店を開きたいピアニストのヒーローが
出会って、恋をして、紆余曲折の後、
それぞれ夢に向かって進みだすが、
それは物理的な別れに。。
そして5年後、夢をかなえ、違う人生を送っていた二人は偶然にであう。
ピアニストは彼女に気づき、思い出の曲をゆっくりと演奏。
懐かしい恋を回想(かなり美しく)するが、何も言わずに去る。

 ・・・・・   あらすじおわり

主人公は魅力的でしたが、お話しのテンポもなんだか今一。
夜のダンスシーンとか素敵なところもあるのですが。。
音楽、ゆっくりした最後の曲(何度か出てましたが)は
大好き。

ラストはシェルブール風?(シェルブールの雨傘)
5年ぶりに偶然再会する恋人。
ラ・ラ・ランドの監督はジャック・デュミ監督(シェルブールとロシュフォールの監督)が
好きだったのかな。



全然関係ありませんが、ついでにヘレンド展。
陶芸会の遠足?で連れて行ってもらいました。
瀬戸陶磁美術館です。
ヘレンドの歴史をたどる美術展です。

http://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2016/t_herend/index.html

ハンガリーの田舎で、歴史も浅いヘレンドが、
なぜ、ヨーロッパの名窯となったのか?
という背景がよくわかりました。
(学芸員さんが説明してくれたので)

以下、覚書
・やり手の社長さん。
・最初から王侯貴族相手の、マイセン、セーブルなどの名品の補修や模造を専門とした。
これは高い技術が要求される。
・ヴィエナ窯(当時の超名門)がつぶれて、高い技術の陶工たちを受け入れた。
・中国、日本の陶磁器の模造はマイセンはじめ各名窯で行われたが、
ヘレンドも同様、さらに、模造の模造のことも多かった。
(模造は罪でも恥でもありません。名品の模倣はむしろ高い技術の証明でした。)

華やかさはそんなにありませんが、おもしろかったので、是非。
あ、でも、説明がないと、全然わからないかも。
是非解説付きで。


訂正:ジャック・デュミ監督の名前が間違ってました。
  こそっと訂正いたしました。m(__)m
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コメント 3

extraway

「物理的な」別れというのがちょっとイメージできないな、というのかこの頃おつむが劣化していて、物事についていけない場面が多々出てきている感じ・・・・です。
シェルブールよりはるかかなたに飛び旧すぎて人の記憶から消えている、ジョセフ・コットンとジョーン・フォンテンのSeptember Affair(1950)のことが浮かびました。状況は違いますけれどもね。それとジョーン・フォンテンはクラシックのピアニスト役。
by extraway (2017-03-08 23:45) 

extraway

I forgot to write last night なんですが、「とうじっち」と「悪魔の予言占い」のcharacter似ていますねえ。面白いと思いました。
by extraway (2017-03-09 08:10) 

ぶーけ

物理的っていうのは、心では愛し合っていても、
現実的、地理的な問題で離れざるを得ない、というつもりで使いました。
女性はパリに、男性はツアーで国内をあちこち。
September Affair、旅愁なんですね。
検索しちゃいました。
昔観たような気がしますが、よく覚えていません。

どうじっち、初めて知りました。^^;
陶磁美術館のマスコットなんですね!
存在感なさすぎです。(注意力なさすぎ?)
悪魔くんと、確かににてますね。^^
by ぶーけ (2017-03-13 15:57) 

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