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関ケ原 [映画]

「関ケ原」観てきました。
☆☆☆
前半はそれなりによかったんですが、後半、戦闘シーンの多さにめげました。><

あらすじは、まあ、関ケ原の戦い、ですので、
ほぼ歴史そのまま、です。

石田三成(岡田准一)、義に厚くて、純粋で、
最終的に世の中をよくしたいという理想を持ち、そのための努力は惜しまない。
くのいちに心惹かれる様子なんて、偏見のない、いい人だなあ、と思う。
(くのいちは有村架純ちゃん。かわいかった)
でもその純粋さは周りの武将たちからは理解されず、嫌われる。

徳川家康(役所広司)は今や大老となっており、なんだかえらそうで、嫌な奴。
でも、人情の機微に通じ、権謀術数にたけている。

石田三成、これは負けますね。

関ケ原の戦いにいたるまでのドラマは、
何十年もの蓄積があって、それぞれの思惑があって、
人間関係も複雑で、しかたないとはいえ、描き切れてない。

そして合戦。タイトルなんだから、しかたないけど、長い。
私合戦シーン嫌いなんです。
疲れました。

そして、最後に、疑問。
あの合戦の必要はあったのか?
おとなしく家康に指揮権を渡せば、何十万人?死ななくてすんだのに。
三成の正義はかっこいいけど浅い。


歴史ものっぽく、渋めの作品を。

IMG_1623.JPG

そばちょこなので、蕎麦釉をかけました。
渋~く焼きあがりました。


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extraway

朝鮮出兵のあった時代ですが、内戦ですよね。日本の中の争いというのは日本人同士で暗黙のルールのようなものが期待できるのがまだ良いのかな。外国の場合などで異民族との対立や争いということになると何かもっと凄惨なものになりそう。

関心ある人でないと関ヶ原の戦いを巡ることにしても背景などは知らないか忘れてしまっているでしょう。映画のことを知りませんでしたが、観客は多いんでしょうか?
by extraway (2017-09-23 21:59) 

ぶーけ

extrawayさん、
そうですね、異国との戦いは、また違ったものがありますよね。
日本の内戦はそういう意味では優しい?ものだった、と読んだことがあります。
観客は結構多かったです。わりと年配のご夫婦が多かったのが印象的でした。
by ぶーけ (2017-10-02 18:46) 

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