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エロール・ル・カイン展 [おでかけ]

イメージの魔術師、エロール・ル・カイン展。
ネットサーフィン中に発見。
場所はパラミタミュージアム、三重県菰野町です。
そんなに遠くないのでお出かけ。

http://www.paramitamuseum.com/top.html

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エロール・ル・カイン、大好きです。
とにかく綺麗な絵。
代表作の「12人の踊るお姫様」、初めて見た時、
あまりの美しさに衝撃でした。
注:お写真(ポスター)は12人の踊るお姫様ではありません。
多分、三つの魔法の物語、かと。
こちらもきれいでした。^^

今回、「12人の踊るお姫様」の原画は、ほとんどフレームのみ、ちょっと残念でした。
(絵本は物語の場面の絵をぐるりと囲んで、美しいフレームがついてます。)
フレームも見事でしたけど。
一点だけあったお姫様の絵は本当に繊細で美しくて、
ずっと並べてみせてほしかったなあ。

そういう意味ではキューピッドとプシケーはたくさん絵があって、よかったです。

原画展、っていつも思うけど、印刷物より、本物の絵はとてもきれいで、
うっとり眺めました。
メインの絵だけでなく、空間の奥行の書き込みがとても素敵でした。

他に何もない、いえ、お店はたくさんありますけど、
田舎の、どこにでもある街道筋みたいな感じのところに
ふいに美術館が現れて、危うく通り過ぎるところでした。笑

パラミタって、般若波羅蜜多からとったらしい。
なんだかおもしろい美術館で、チャイナペインターの方の作品があったり、
陶芸作品があったり、絵も少し、
池田満寿夫の陶芸の仏像がたくさんあったり。仏教だから、趣旨にはあうのか)

休憩室のお水がおいしくて、(コーヒーの自動販売機なんかもある)
ゆっくりできます。(平日だったのでお客さんも少なかったからかな。)
お庭をながめながら、ル・カインの余韻にひたって、まったりしました。^^



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初めての沖縄 [おでかけ]

初めて沖縄に行きました。
ハワイみたいなところでした。
海があって、ビーチがあって、アメリカナイズされたお店があって、
気候も、植物も、よく似ています。ハワイよりだいぶ緑が濃いですが。

文化は琉球王朝の流れで、南国風の建物(瓦が紅いの)や衣装、音楽、独特のものがあって、
おもしろかったです。

着いた日、すごく暑くて、沖縄は温かいとは思っていたけど、まさか2月に26度とは。
びっくり。
アンサンブルに薄い上着を着るつもりでしたが、(自宅から空港まではアンサンブルにスカーフとダウンでした)上着なんて暑くて着れない、長袖のカーディガンも無理。
半袖一枚(ニットだけど)になりました。

1日目 昼に到着 瀬長島でお食事 ホテルでまったり 国際通りで夕食
2日目 美ら海水族館 備瀬のフクギ並木 古宇利島
3日目 ガンガーラの谷 おきなわワールド 壺屋やちむん通り

どこもすごくよかった。
なかなか良い日程だったと思うの。
というか、沖縄が見どころ満載、なのかな。

ホテルでまったりのところに、本当は首里城が入る予定でしたが、すごく疲れてたのでパス。
ちょっと心残りかも。

美ら海水族館、すごかったです!
大きな水槽に何メートルもあるジンベイザメがゆったり泳いでるの。
その先のフクギ林も素敵でした。


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ガンガーラの森、沖縄の自然です。一時間くらいのガイドツアー。
古い鍾乳洞の洞窟とか、根っこを枝から降ろす不思議なガジュマルの樹。
出口は沖縄ワールドで、ここは沖縄の古民家とか、文化を集めたところ。

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最後にいったのが、壺屋やちむん通り。
やちむん、って沖縄語で陶器のことらしいです。
陶器やさんがたくさん集まった通りで、陶芸好きの私は、どこも興味津々。
沖縄の陶芸は、ほとんど手作りなのですって。^^

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ギャラリーカフェでコーヒーを頼んだらこの器で出してくれました。
素敵ね、って言ってたら、近くのお店で売ってました。(いつかこんなのを作りたい。)
そして脇道を入っていったら、この器を作る工房があって、5分間見学可。
もちろん入ってみました。
職人さん、すごい!上手! それに親切。
ずっといたかった。笑

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登り窯。
今は工事中だけど、現役だそうです。


これ、他にもいろいろ、けっこうがんばって、あれこれ書いたんです。
でも消えてしまって、もう一回描く気力がないので、このままあげます。
気が向いたら、また書くかも。

沖縄は楽しいです。
旅先にお悩みなら、是非!


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星の王子様ミュージアム [おでかけ]

箱根、芦ノ湖に行ってきました。
お天気も良く、紅葉もちょっと遅かったけど、まだ楽しめて、よかったです。^^

一番のお目当ては、「星の王子様ミュージアム」。
大好きな星の王子様。
ミュージアムがある、って聞いた時から、いつか絶対、って思っていました。
すてきでした。
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あちこちに、王子様のイメージがあって、
建物の外観は昔のパリの街並みを再現。

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街並みが表面だけなのが残念ですが、中身は美術館になってます。

正確にいうと「サン・テグジュペリ美術館」。
著者について、生まれから、経歴、著作、交友関係まで、写真や、手紙、
飛行機や、お部屋のレプリカまで。
サン・テグジュペリファンにはたまらないでしょう。
最後は飛行機からみた星空?(飛行機事故で亡くなってるので、その再現?)
凝った作りで、楽しめました。

私は、星の王子様は大好きだけど、なぜか、著者には全く興味がなく、
かなり有名な彼の著作も他は全く読んだことがないのです。
そういう点では、かなり残念。ファンだったらよかったのにね。

お庭には薔薇の花。
薔薇の花は終わっている頃でしたが、ミュージアムのお庭の薔薇は、
おわりがけではありましたが、まだ残ってました。
王子様の薔薇のイメージ?
どの薔薇が一番似てるかしら?


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お名前も書いてあったけど、メモをとらなかったので、忘却。><
美術館の中の紹介ビデオにでてきた薔薇は、また違って、
オールド系のピンク色のモスローズでした。

レストランもかわいかった。^^
こちらは南仏風?
メニューも、かわいかったの。

他に、「ガラスの森美術館」と「ポーラ美術館」に行きました。
ガラスの森美術館はベネチア風。

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池や川があって、ガラスの作品がたくさんで、バイオリンとアコーディオンの生演奏まであって、
楽しめました。

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クリスマス仕様なのか、あちこちガラスのきらきらが飾ってあって、綺麗でした。^^
夜になったら、イルミネーション、美しいでしょうね。

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でも、一番よかったのは、伏兵の「ポーラ美術館」。
実は予定を立てる時、ここはやめようかと少し悩みました。
でも、ルドンの特集がある、ということで、そちら目当てで行ったのですが、
ルドンもですが、他がすごく良くて、
モネやら、ルノワールやら、すてきな作品がたくさん!
先日のビュールレ展に負けてない。(よかったかも?)
本来の意味の美術館として、すごく質の高い美術館です。
ここは絶対外してはいけません!
ガラスの建物も素敵。(岡崎の美術館によく似てました。同じ建築家さんだったりして?)

なぜか箱根は美術館が多くて、他にも行きたいところはたくさんあったのですが、
翌日は箱根神社にお参りして、芦ノ湖の海賊船(という名の遊覧船)にのって、
それからロープウェイで山の上、大涌谷までいって、
黒いタマゴを買って、時間切れになりました。

ホテルも良かったし、楽しい旅行でした。^^
イグリン連れて行ってくれて、ありがとう。(お約束 笑)
 
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フェルメール展 [おでかけ]

ものすご~く、久し振りに東京へ。
フェルメール展、観てきました。
上野の森美術館。
なんと、予約制で、入場時間が決まってるの。
私とイグリンは3時半から4時半まで(5時だっけ?)。
で、4時ごろ入場。
さすがに、全く並ばずに入れました。
が、しかし、中は人がいっぱい。
そして、どんどん増えてくる。
どうして?
そのうち満員電車みたいな状況に。
列は全く進まず。。><
何のための時間制?

あまりにも進まないので、途中は少しあきらめて、
(同時代の画家たちでした)
フェルメールのところへ。
そちらも混んでましたけど、まだましでした。

おだやかで、光の差し込む日常、静かな世界でした。
でも、少女を誘惑する男性とか、恋文とか、裏にはなかなかの物語がありそう。
一番有名なのは、牛乳を注ぐ女、でしょうか?
やっぱり彼女にも、物語を感じました。


絵葉書が欲しいところでしたが、本物を見た後の絵葉書は、あまりにも違い過ぎる。
大抵どの展覧会でも、図録や絵葉書にがっかりするけど、
今回のガッカリ度はなかなかのもの、でした。><


昨日、フェルメールの番組があって、いろいろな話がありましたが、
私が感心したのは次の2点。

有名な真珠の首飾りの少女(今回はきてません)の青いターバンの顔料がラピスラズリだということ。
同じブルーでも、染付けの顔料とは違うのね。^^;
ラピスラズリのブルーはウルトラマリン、という色だそうです。
今ではウルトラマリンの色は合成で作られているそうですが、
深い綺麗なブルー。

それから、フェルメールのアトリエの窓が北向きだということ。
これは、本当に、なるほど~~、という感じでした。
大きな窓は光をいっぱいとりいれるけど、南側からのギラギラ差し込む光とは違う、柔らかな光。
画面の優しい光は北向きだから、だったのですね。

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美術館前で。



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ビュールレ展、すてきでした! [おでかけ]

名古屋市美術館の「ビュールレ・コレクション展」観てきました。
副題は至上の印象派展。
または、最強の美少女。
ルノワールの名作、イレーヌ嬢のポートレートが目玉でした。

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/buhrle


イレーヌちゃんは文句なくかわいかった。^^
でもね、他の作品も凄かったのです。
もう、ビックリのラインナップで、ここ最近の印象派展を名乗った、
どの展覧会より、印象派でした。

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一枚だけ撮影OKになってたモネの水連。
モネの絵は他にも何点かあって、どれも素敵でした。

行ったのが金曜日の午後遅くで、その日は夜7時まで開館なのですが、
ちょうどお昼のお客さんと夜のお客さんが入れ替わる時間だったらしくて、
奇跡のように人の波がいったんひいて、お写真撮れました。
実際、最初に見た時は人込みだったし、これは2回目で、3回目に見た時はもう混み始めていました。
(私4往復しましたの!)

どの絵も作家の個性がよくでていて、いい絵ばかりだったと思います。
ビュールレさん、どういう基準で集められたのか知らないけど
(もしかしたら、会場に説明があったのかもしれないけど、読まなかったので)
すごく趣味のいい方だなあ、と感心しました。(私に褒められてもね。。^^;)

是非是非ご覧くださいませ。
あ、でも名古屋では明日まで。。m(__)m

イグリン、連れて行ってくれてありがとう!
これは本当に感謝。


一つ不思議だったのはね、この展覧会は老夫婦率(70代くらい?)がとっても高かったの。
もちろん若い方もいましたが。
エルミタージュ展を観た時、老婦人率(こちらはお友達同士でいらしてた)の高さに驚いたけど、
なんでかなあ?

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