ゲド戦記 [映画]
ゲド戦記、観ました。
う~ん、なんか、わけわかんない。
あの内容をあの絵でやるかなあ?
あの内容、というのは光と影の対立と共存(哲学的に難しいでしょ?)、
あの絵、というのは、子供が描いたみたいな単純な、のっぺりした漫画チックな絵。
テレビアニメをさらに陳腐にしたみたいな。
監督の宮崎吾朗氏が絵コンテをかかれたそうで、話題になっていた。
龍の絵を見たけど・・・??
美大にでもいったら、このくらい描く人はいくらでもいるでしょうに。。
そういうわけで、まず絵が嫌い。特に主人公アレンの怒ったりおびえたりした時の表情。
情けなくなります。。
内容もね、ゲド戦記って題名がまず、謎。
ゲドは確かにでてきたけど、はっきりいって脇役だし。
小説を呼んでない人には、いきなり「ハイタカ」と言う名前を名乗るのがそもそも謎らしい。
(イグリンが言ってた。)
「本当の名前」の大切さ、はゲド戦記のテーマの一つでもあると思うのに説明あったかな?
原作者が映画をみて、これは私の作品ではない、とおっしゃったそうだけど、
そりゃあ、そうでしょう。。。
「ゲド戦記」のほかに、宮崎駿の「シュナの旅」が下敷きになっていたようですが、
それなら、シュナの旅だけでやればよかったのに。
壮大なファンタジーになるはずが、全部上滑り。
謎は謎をよび、何一つ解き明かされること無く、謎のままで終わる。
まさかこれは前編?(いえ、決して後編がみたいわけじゃございません。)
これで興行収入はよかったそうなので、また一つ謎です。(笑)
率直なご意見が清々しいです。
これ、観ようかと思って止めたんですよね。
観た人に聞くとことごとく不評で。(^^;)
何を伝えたいかが明確じゃないと、受け手は
戸惑っちゃいますよね。
by MARI (2007-03-29 12:32)
やっぱり皆さん面白くなかったんですね~。^^;伝えたいことはあったとおもうんですよね、でも全然伝わってこない、というか、あれじゃ無理。映画って難しいですね。
by ぶーけ (2007-03-30 12:49)