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マーリンⅣ 時の鏡の魔法 [本]

マーリン (4)

マーリン (4)

  • 作者: 海後 礼子, T.A.バロン
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

アーサー王を導いた伝説の魔術師、マーリンの若き日の物語。これは4巻目。

霧の中、不思議な鏡から、白い手が現れ、やがて、一人の女が姿を現す。
「マーリン、今度こそ逃がさないわ・・。」

鹿人族のハーリアとすごすマーリン。現在は影使いの修行中。
3巻で出てきた竜の子供も元気に成長中。
すごい悲鳴が聞こえるので行ってみると、パリマグという珍しい生き物が傷ついて倒れていた。
彼を助けようと、治療をほどこし、故郷の「おそれ沼」に帰そうとマーリンは難しい「送り魔法」に挑戦するが、
何故か、パリマグだけでなく、マーリンとハーリアまで沼近くの森に運ばれてしまう。
森は何かに侵されているように、暗い。
沼には恐ろしい死霊たちが住んでいたが、最近頓に凶暴化している様子。
原因は何?マーリンは森を守りたいと思うが・・。
森で、マーリンはエクターという少年に出会う。
エクターは大好きな親方から秘密の使命を受けているらしい。

不思議な魔法の鍵と、時の扉、時空をこえて、マーリンは旅をし、戦います。
                以下略

この巻でようやく、マーリンとアーサー王の接点がでてきます。
時間と空間を越えて、ようやくフィンカイラ(物語の舞台の不思議な島)とイギリスのつながりも。

「自分自身を知ること、本当の自分を知ること」という言葉が何度かでてきますが、
自分探し、なるべき自分、なるであろう自分、期待される自分、なりたい自分・・、
そこに至る葛藤が今回のテーマでしょうか?
ふりかかる苦難に精一杯挑み、絶望と希望の間、自信と失意の間をさまようマーリン。
少しずつ大人になっていきます。

がんばれ、マーリン。(^^)


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コメント 2

coral

ぶーけさん、ついにcoral登場です(笑)
私も読みたいんですよね、このマーリンの本。へ~、シリーズなんですね!
by coral (2005-10-07 20:16) 

ぶーけ

coralさん、ご登場ありがとうござます。
マーリン、おもしろいですよ。(^^)5巻までで終わりみたいです。
by ぶーけ (2005-10-09 10:28) 

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