マリア・テレジアとマリー・アントワネット展

名古屋三越で、マリア・テレジアとマリー・アントワネット展をやってます。
世界で一番高貴で有名な親子かもしれません。
（ただし、アントワネットが有名なのはベルばら効果で日本だけ？）

マリア・テレジアは若くしてオーストリアの女帝となり、帝国を守った有能な女性。
マリー・アントワネットは彼女の末娘でフランス皇太子に嫁ぎ、後に
フランス革命の露と消えた悲劇の王妃。

二人の手紙と生い立ち、たくさんの肖像画、ゆかりの品で構成された会場は
見て感動、というほどのことは特にないのですけど、
しっかりもので賢いマリア・テレジアが、娘の適性よりも帝国の繁栄のための結婚を選び、
悲しい結果になった歴史の不幸を改めて感じて、
マリー・アントワネットがかわいそうになりました。
贅沢だ、浪費家だ、って言われるけど、
王妃じゃなくて、普通の貴族か、ブルジョアジーだったら、何の問題もなかったと思うのです。
あるいは、もう１００年前だったなら。
（私は基本的に、アントワネットさん、好きなんですよね。。）

革命軍に捕らえられた時にとられたという、アントワネットの手の蝋型があって、
やわらかそうなかわいい手、どうしてこんなものを取ったのかしら？、という疑問と共に、
心に残りました。

２６日まで。

コメント 5

歴史の催し物って面白いですよね。
私も、マリー・アントワネットは結構好きです。
アントワネットが悪いというより、不幸な結婚だった故に、
そして時代背景もあって、ああいう事になったのでしょうね。
by MARI (2006-06-17 14:57) 

ほんと、ベルバラ効果でしょうか。
世界中で悲劇の王妃として親しまれているかと思いきや、
人気があるのは日本だけらしいですよね～
幼くして嫁ぎ、庶民の暮らしというものが想像もつかない方だったから、
責められるのもかわいそうなくらいですね。
近くであったら行ってみたいな～。
by coral (2006-06-17 17:00) 

ＭＡＲＩさん、アントワネットが好き、っておっしゃってくださって、うれしい。意外に少ないんですよ～。彼女の罪は賢くなかったことだけ？^^;

coralさん、そうなんですよね～、外国ではだれそれ？、って言われちゃう。「パンがなければプリオッシュを食べればいいでしょう？」という言葉、象徴的ですね。
by ぶーけ (2006-06-19 14:41) 

私も　好きですよ　　ベルバラやマリーベルと言う漫画からと、小説などからも、知らなかっただけですもの、庶民の暮らしを、旦那も悪い
by リボン (2006-06-28 00:56) 

リボンさんもお好きなんですね。マリー・アントワネットは意外とファンがおおかったりして。(^^)
by ぶーけ (2006-06-28 19:57)